【60坪】外壁塗装の費用相場と業者を選ぶ際の注意点
一戸建ての大きさは30~40坪が平均的で、60坪の住宅は平均よりも大きいといえます。では60坪の住宅を外壁塗装する場合、費用も一般的な相場より高くなるのでしょうか。
今回は60坪の住宅を外壁塗装する際にかかる費用相場についてご紹介します。これから外壁塗装をする予定の方は、どれぐらい予算がかかるのか把握しておきましょう。さらに業者を選ぶ際の注意点についても解説するので、見積もりの際の参考にしてくださいね。
60坪の外壁塗装の費用相場
60坪の住宅を外壁塗装する場合は、120万~200万円が費用相場です。
一戸建ての平均的な坪数は30~40坪で、60坪の住宅は1.5~2倍の大きさがあります。外壁塗装は塗装面積によっても費用が変わるため、外壁の面積が大きい60坪の住宅は、その分塗装にかかる費用相場も高くなるのです。
塗料別の費用相場
外壁塗装にかかる費用は、塗料の種類によっても変わります。価格が安いものの耐用年数が短く、数年おきに塗装しなければならない塗料もあります。将来のメンテナンスの予定も考えながら、どの塗料を採用するか決めましょう。
60坪の住宅を外壁塗装する場合の、主な塗料別にかかる費用相場は以下のとおりです。下記の塗装費用には足場代や付帯部分の塗装費用なども含まれています。
塗料の種類 |
塗料の特徴 |
60坪の塗装の費用相場 |
アクリル | ・価格は安いが耐久性が低い
・耐用年数は5~8年 |
90万~120万円 |
ウレタン | ・以前は主流だった塗料
・価格が安いが、ある程度の耐久性はある ・耐用年数は8~10年 |
110万~130万円 |
シリコン | ・現在、主流の塗料
・価格と耐久性のバランスが良い ・カラーバリエーションが豊富 ・耐用年数は10~15年 |
130万~150万円 |
フッ素 | ・耐久性が高く、防水性・耐熱性に優れる
・耐用年数は15~20年 |
140万~170万円 |
無機 | ・耐久性が高く、汚れにくい
・耐用年数は15~20年 |
150万~190万円 |
60坪の外壁塗装の費用内訳
外壁塗装にかかる費用の内訳を確認しましょう。雨樋や軒天などの付帯部分を塗装する場合は塗装箇所に応じて、以下の項目に加えて追加費用がかかります。
工程 |
作業内容 |
費用 |
足場設置 | 高所での作業を安全に行うための足場を設置する | 15万~35万円 |
飛散防止ネット設置 | 騒音や洗浄水の飛散を防ぐために、建物を囲うようにネットを設置する | 4万~10万円 |
高圧洗浄 | 塗装する部分に付着した汚れを高圧洗浄で落とす | 5万~10万円 |
下地処理 | ひび割れなどの劣化部分の補修をする | 1万~10万円 |
養生 | 塗料を付着させたくない部分を養生シートなどで保護する | 5万~9万円 |
コーキング補修 | ひび割れや剥がれなどが生じたコーキング材(目地材)の補修をする | 10万~20万円 |
塗装 | 外壁に塗料を塗る
三度塗りによって均一な厚みの塗膜を完成させる |
60万~90万円 |
60坪の外壁塗装を依頼する際の注意点
60坪の建物を外壁塗装する場合は、優良な業者に依頼することが重要です。以下のポイントに注意し、信頼できる業者と契約しましょう。
相見積もりを取る
外壁塗装を依頼する際はすぐに1社と契約するのではなく、2、3社の業者に相見積もりを取りましょう。複数の業者の見積書を比較することで、素人ではわかりづらい外壁塗装にかかる金額や工事内容などが適正か判断できます。
見積書のチェックポイントは以下のとおりです。
- ・工事内容ごとに項目が分かれており、わかりやすく記載されている
- ・工程ごとにかかる費用(作業面積と単価)がわかる
- ・使用する塗料のメーカー名や塗料名がわかる
- ・見積もり金額が妥当である
- ・塗装する箇所が記載されている
- ・保証期間が記載されている
さらに見積もり時の担当者の対応も重要なチェックポイントです。担当者に知識はあるか、誠実に対応してくれるかなどの点を観察することで、優良な業者かを見極められるでしょう。
見積もり時の担当者の対応は以下の点をチェックしましょう。
- ・現場調査を丁寧に行う(30分~1時間程度)
- ・外壁の状態など、写真を交えて説明してくれる
- ・工事内容についてわかりやすく説明してくれる
- ・質問に丁寧にわかりやすく答えてくれる
- ・契約を急かさない
実績がある業者に依頼する
依頼を検討している業者の実績を確認しましょう。実績が豊富な業者ほど技術力があり、幅広い提案ができる可能性が高いです。
業者の実績を調べるには、業者の公式サイトや広告から施工事例を確認したり、ネットでの口コミを調べたりするとよいでしょう。知人やご近所で外壁塗装を依頼した方がいる場合は、実際の評判を聞くのもひとつの手です。
価格が安すぎる業者には要注意
見積もりの金額は安ければ安いほどよい、というわけではありません。高すぎる場合はもちろん、安すぎる場合も注意が必要です。手抜き工事をされたり、低品質な塗料を使用されたりする可能性があります。
さらに薄めた塗料で塗装されて耐久性の低い塗膜になったり、施工後に「養生代は含まれていませんので」と追加請求をされたりする恐れもあります。相見積もりを取り、それぞれの業者が提示した金額が妥当であるか判断しましょう。
60坪の外壁塗装の費用をチェック
今回は60坪の建物を外壁塗装する際にかかる費用相場についてご紹介しました。一般的な住宅よりも面積が大きい60坪の住宅は、外壁塗装にかかる費用も高くなります。
また塗料の種類や業者によっても料金は変わります。今後のメンテナンスの周期なども考えながら、外壁塗装をするとよいでしょう。
塗装レスキューの「美増(びぞう)」では外壁塗装工事を承っております。一つひとつの作業を丁寧に誠実に行うのが自慢です。60坪の大きなご自宅も経験豊富な職人の手により、きれいで長持ちする外壁に生まれ変わります。外壁塗装をご検討中の方は、美増へお気軽にお問い合わせください。