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「外壁塗装はまだするな」と言われる理由や適切なタイミングを解説

「外壁塗装はまだするな」と言われる理由や適切なタイミングを解説

 
「外壁塗装はまだするな」という言葉を耳にしたことはありませんか?
 
外壁塗装は家を美しく保つだけでなく、建物を守るためにも重要なメンテナンスです。しかし、タイミングを誤ってしまうと、余分な出費を招く原因にもなりかねません。
 
この記事では、なぜ「まだするな」と言われることがあるのか、その理由と外壁塗装に最適なタイミングを解説します。家の外観や耐久性を守るために、適切なタイミングを知っておきましょう。

 
 

「外壁塗装はまだするな」と言われる理由は?

 
「外壁塗装はまだするな」と言われる理由には、外壁の状態や気候、タイミングに関わるさまざまな要因があります。
ここでは主な理由とその詳細について解説します。

 
 

劣化状態が進んでいない

まず、外壁の劣化状態が進んでいないことが挙げられます。外壁の塗装は、劣化が進行し、防水性が落ち始めるタイミングで行うのが効果的です。
表面に少し汚れがついたり、わずかな色褪せが見られるだけの段階では、まだ塗装の必要がない場合もあります。
このような時期に塗装をしてしまうと、まだ機能している旧塗装を無駄に上塗りすることになり、余計な費用になってしまいます。

 
 

適切な気候や季節でない

また、適切な気候や季節でないことも理由として考えられます。外壁塗装は温度や湿度に大きく左右される繊細な作業です。
塗装ができない気候条件として、湿度が85%以上、気温が5℃以下の場合が挙げられます。

 
そのような条件では、塗料が乾燥しづらく、十分に硬化しないため、仕上がりに影響を与える可能性があります。

 
 

築年数や周辺環境

さらに、家自体の築年数や周辺環境も重要な要因です。新築から5~10年以内の場合は、塗装に使用された塗料の耐用年数がまだ残っているケースが多く、早急に塗装する必要がないことが多いです。また、周囲の環境によって、劣化が早い・遅いが異なるため、住宅の場所や条件に応じて判断されます。
 
以上のような理由から「外壁塗装はまだするな」と言われることがあります。

 
 

外壁塗装の適切なタイミング

外壁塗装の適切なタイミング
 
外壁塗装の適切なタイミングを見極めるためには、いくつかの劣化サインに注目することが重要です。

塗装業界では、外壁塗装の頻度の目安を築10年程度としていますが、それはその時期に外壁の劣化症状が現れることが多いためです。以下の症状が見られる場合は、塗り替えのタイミングと考えられます。
 

  • ・カビが生えている
  • ・チョーキング現象が起きている
  • ・塗膜の膨れ・剥離がある
  • ・クラック(ひび割れ)がある
  • ・シーリング材の塗膜剥がれ・割れがある

 
 

カビが生えている

外壁にカビが見られる場合、塗料が本来持つ防水機能が低下し、湿気がたまりやすくなっているサインです。防カビ効果のある塗料であれば、カビを防ぐ機能が果たされていない状態ともいえます。カビが確認できたら、塗り替えを検討しましょう。

 
 

チョーキング現象が起きている

外壁を触った際に手に白い粉がつく「チョーキング現象」は、塗料が紫外線や雨風で劣化し始めている証拠です。その状態を放置すると、外壁がさらに劣化し、ひび割れやカビの発生にまでつながる恐れがあります。早めの対処が必要です。

 
 

塗膜の膨れ・剥離がある

塗膜が膨れたり剥がれたりしている場合、外壁内部に雨水が浸入しやすく、さらに大きなダメージを招く恐れがあります。その状態では、防水効果が失われているため、放置せずに塗り替えを行うことが望ましいです。

 
 

クラック(ひび割れ)がある

外壁にひび割れが生じることを「クラック」と呼びます。特に0.3mm以上の「構造クラック」がある場合は、住宅の強度低下につながるため、早急な対策が必要です。クラックを放置すると、雨水が浸入して建物にさらなるダメージを与えるため、注意が必要です。

 
 

シーリング材の塗膜剥がれ・割れがある

外壁の継ぎ目や窓周りのシーリング材が剥がれたり割れていたりする場合も塗り替えのサインです。シーリング材の劣化により、目地から雨水が侵入するリスクがあるため、「増し打ち」や「打ち替え」といった補修が求められます。
 
それらの劣化サインが現れたときは、外壁塗装を行う適切なタイミングですので、業者に点検を依頼し、塗り替えも検討しましょう。

 
 

外壁塗装を検討している方へ

外壁塗装を検討している方へ
 
今回の記事では、「外壁塗装はまだするな」と言われる理由と、塗装を行う適切なタイミングについて解説しました。外壁塗装のタイミングを誤ると、無駄なコストがかかるだけでなく、正しい塗装が行えないこともあります。
 
約10年が一つの目安ですが、カビの発生やチョーキング現象、塗膜の膨れや剥離、クラック(ひび割れ)、シーリング材の劣化などのサインが見られる場合は、塗り替えを検討したほうが良いでしょう。
 
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